next up previous contents
Next: 13.1.1 Voidクラス Up: 13. 定義済みクラス Previous: 13. 定義済みクラス

  
13.1 カプセルクラス

カプセルクラスは、特殊なクラスで、Cmmで定数を記述できるデータ型、void、整数、実数、文字列、シンボル、配列、にクラス定義を与えます。そ れぞれのデータ型に対応して、VoidIntegerRealStringSymbolArrayというクラスが定義されています。

カプセルクラスに対しては、メンバ変数は存在せず、メソッドのみ定義されて います。また、インスタンスの生成はできません。

カプセルクラスのメソッドは、変数からでも、定数からでも、式の演算結果に 対してもメンバ選択演算子->を使って利用できます。

var i = 10 ;
i->IsInteger() ;
10->IsInteger() ;
"ABC"->Concat("DEF") ;
(10 + 20 + 30)->Format (5, `right) ;



 
next up previous contents
Next: 13.1.1 Voidクラス Up: 13. 定義済みクラス Previous: 13. 定義済みクラス
Tetsuo Ono
1998-11-05