銀塩フィルムの勧め世の中デジタルばやり、いまや銀塩フィルムは風前のともしび・・・でしょうか?負け惜しみではなく、私は銀塩フィルムこそ残り続けると思ってますよ。もし、あなたが、自分の子供や孫に自分の若い頃のステレオ写真を見せてやりたいと思っておられるなら、必ず普通のフィルムで写真を残しておかれる事をお勧め致します。そりゃあ50年や100年も経てば多少の色あせはあるでしょうが、そのまま見えます。けど、デジカメからせっせとコピーしたCDのデータは、50年後にも見られると思いますか?10数年前のパソコンデータの事を思い浮かべてください、LDやカセットテープの運命を思い出してごらんなさい、再生するハードやソフトが無くなったら、磁気データはただのゴミ。今のデジカメの記録方式、50年も経てば博物館に行かないと再生できなくなっている可能性が、私は非常に高いと思ってます。そうそう、博物館と言えば、博物館の資料はデジカメも利用するけど必ず銀塩フィルムでも記録を残すそうですよ。まだまだ銀塩フィルムの方が解像度が高いからかなあ、と思ってたんですが、それが理由ではないだろうと最近は考えてます。 かく言う私も、とうとうデジカメ買いました。いろいろ便利な点はあります。けれども、大事な写真は必ず銀塩フィルムに残します。あと50年も生きられるとは思ってませんが、好きな時にいつでも自分の撮った写真を眺めて見たいと思ってますから。 DVDレコーダーの怪HD内蔵DVDレコーダーを、私も買っちゃいました。いちいち巻き戻ししなくても撮り溜めたTV番組の中から直ぐに見たいモノが出てきて、確かに・・・その点は便利ですよ。けど、DVD-Rに残そうとしたら、ステレオ放送がモノラルにしかならないって!、二カ国語放送の片っぽしか音声記録できないって!なんだ、それは!!今時普通のビデオでもステレオ音声で記録できない機種なんてよっぽどの状況でないと買わないよ。 結局のところ、新しい何かを出して消費者に売りつけて儲けたい電気業界が、まだ不完全な商品を、欠陥を隠して(とまでは言わないまでも、黙ったままで)売りさばこうとしてるんだよ。 |