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6.2 無スコープブロック式

ブロック式と同様、0個以上の式をまとめるための構文で、ブロック式同様、 最後に実行した式を、この式の値とします。

無スコープブロック式は、{{ と }} の間に式を書きます。文法構造は、 以下の通りです。

無スコープブロック式 $\Longrightarrow$ `{{' [ <式> ]* `}}'

ブロック式と異なる点は、無スコープブロック内で宣言した変数は、ブロック から抜けても存在する点です。


{{

var a, b, c ;
:
:
}}
// ここでも、無スコープブロック式内で定義した変数は存在する。

ある条件のときにのみ、変数が必要な場合に利用するものです。


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Tetsuo Ono
1998-11-05