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5.7.8 参照代入演算子:=

配列型の代入に関して、演算子`='は、値をコピーしてから代入するので、処 理系には負担のある処理となります。

このため、Cmmでは、配列値を参照するための参照代入演算子:=が用意されて います。下記のコード例の場合、


var x = [1, 2, 3, 4, 5] ;

var y ;
y := x ;

変数xとyは、同じ配列値を参照します。そのため、上記コードに続いて下記の 代入式を実行すると、


y[2] = 10 ;

y[3] = 20 ;

x, yの値は、いずれも

[1,2,10,20,5]

となります。

この状態を図示すると下記のようになります。


 
Figure 5.2: 配列の参照代入の結果
\begin{figure}
\special{epsfile=RefAssign.eps hoffset=30}
\vspace{2.2cm}\end{figure}


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Tetsuo Ono
1998-11-05