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5.6 文字列型の演算

文字列の2項演算では、`+' と `*' の2つの演算子とその演算代入演算子、 +=、*=が定義されています。

`+'は、文字列の連結計算を行います。以下の式、

var a ;
a = "this" + " " + "is" + " " + "a" + " " + "pen." ;

を実行すると、変数aには

"this is a pen."
という文字列が格納されます。

`*' は、第1項に文字列、第2項に0以上の値の数値型(整数、あるいは実数)を 与えることによって、第1項の文字列を繰り返し連結する計算を行います。以 下の式、

var a ;
a = "Unix!" * 4 ;

を実行すると変数aには、

"Unix!Unix!Unix!Unix!"

という文字列が格納されます。なお、第2項が実数の場合は、小数点以下を切 捨て、整数化した後、上記の演算を行います。

また、文字列データが入っている変数では、+= と *= が利用できます。


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Tetsuo Ono
1998-11-05