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13.4 例外クラスException

throw式で投げる例外インスタンスを提供するためのクラスです。 throw式では、Exceptionクラス、あるいはそのサブクラスのイン スタンスのみ投げることができます。

Cmm処理系が実行中に捕まえた例外を投げるために、Exceptionクラスの サブクラスSystemExceptionが定義されています。処理系は、このクラ スのインスタンスを直接投げることはなく、例外の発生状況に応じたそのサブ クラスのインスタンスを投げます。

現在、定義されているSystemExceptionのサブクラスは、

の6つです。

例外クラスのクラス階層は、下図のようになっています。


 
Figure 13.2: 例外クラスのクラス階層
\begin{figure}
\special{epsfile=Exception.eps hoffset=80}
\vspace{5.4cm}\end{figure}

例外クラスの詳細は、次の「例外」(14)を参照してください。


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Tetsuo Ono
1998-11-05