「簡易・・・」の趣旨からは外れてしまいますが・・・

ついに購入! 3Dビデオアダプター(Nu-View)


カメラを2台使って、インターレース画像のそれぞれに右と左の絵を入れる方式は以前からありました。Toshibaさんは、VHS-Cタイプのハンディステレオカメラを欧米用に販売された時期があります。
現在、この方式の業務用ステレオビデオカメラの値段は138万円します。とても素人の趣味で買える代物ではありません。

ところが(たぶん)昨年、USAの3D Video Incorporated社が、液晶シャッターを使って普通のビデオカメラにステレオのインターレース画像を記録するアダプターを発表しました。値段も本体が399USドル、と充分手に届く値段です。

一度3DVI社からメイルをもらったのですが、興味はあったものの「海外の出来事」という感じでした。ところが、ところが、昨年末に、大阪さんのホームページの掲示板で、このアダプターを輸入販売している会社があることを知りました(雑誌の「ビデオサロン」でも紹介されたとか)。最近、インターネットで扱っている日本の会社があることも知りました。

こうなると、もう購入欲がずうんと頭をもたげて来ます。ウチの大蔵大臣に交渉して、やっと購入の許可を頂きました。が、円高の今、直接購入するとかなりお安くなる事を知った大臣様は、「同じ物を買うんなら、決まってるじゃない、安い方よ。」と・・・
ええっ、キャッシュカードも作っていないのに。

かくして、この世に生を受けて初めての「個人輸入」なるものを経験することになった次第です。

--- 経過報告 ---

1999.02.08.
3D Video Incorporated社に、現金で直接購入可能かどうかE-mail送る。
その日の夕方に返事来る。国際郵便為替で可能である由。
1999.02.16.
郵便局に行って国際郵便為替を作ろうとする。身分を証明する物が必要とのことで出直す。
1999.02.17.
免許証を持って再び郵便局へ。送料込みで558.45USDの国際通常為替を作る、この1日で為替レートが2円ほど変化した。手数料500円。その場で、作った為替を注文書といっしょにair mailに入れて3D Video Incorporated宛に送る。
1999.02.23.
商品を発送したとのE-mail来る。
1999.02.27.
パッケージを配達してもらう。受け取り時に消費税1800円払う、意外に安かった。早速テスト撮影、ほぼ満足(^.^)



使用後の感想

交差法

平行法



反省
●ビデオ本体からかなり出っ張りますから、持ち運びには注意しましょう。金網にひっかけるとビデオのレンズが飛び出ます。 ・・・個人輸入で浮かせた費用が修理費でパアになりました。トホホ

●ズームアップすると左右の画像が上下にずれてしまうのを、今までは「こんなもんだろう、ズームアップすると立体感も落ちるし・・・」などと勝手に納得していたのですが、買って1年半経った今日、この上下のズレを修正する機能が付いている事に初めて気が付きました。MANUALはちゃんと読みましょう(^.^;) -2000.09.08-


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Hidehisa KOHNO;Uwajima-shi, Ehime-ken, Japan
河野秀久;愛媛県宇和島市